理学療法士の思考

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超音波療法復習(ギランバレー症候群患者様に対する足底腱膜への連続超音波の検討)

f:id:ne9a188c77lot2:20181105212718p:plainこんばんは。今日は臨床で超音波を用いたい患者様がいたので、過去に作った超音波のスライドを見直しました。

パワーポイントで2~3年前に作ったものでしたが、わかりやすく作っていたので、非常に復習がしやすかったです。こういった方法で形式知を保管しておけることは非常に理想的だなと思いました。また、パワーポイント形式であれば、新たなスライドを追加したりできるので、定期的にブラッシュアップをかけることもできるなと思いました。

 

軟部組織の温熱効果について復習

今回臨床応用として、ギランバレー症候群患者様の足底腱膜に対する連続超音波による温熱効果を狙っていこうと考えています。

設定を再確信していったところ、一般的な超音波設定を参照し、今回のケースに当てはめてみました。

 

周波数

足底腱膜は表層から近いところにあるため、3MHzでよさそう。

導子

足底なので広めの導子でよい。

強度

一般的に0.5W/cm2でよいが、温熱感を診つつ1.0W/cm2まで上げることもけんとうしつつ行うのでよいか。

運転サイクル(Duty cycle)

温熱なので100%で問題なし。

照射時間

5~10分が一般的。今回は悩ましいところだが・・・。臨床時間を調整してしっかりやっていく方がよいか・・・。ならば、現状2単位+1単位で実施しているが、3単位連続として、超音波10分程度確保するか?

実施範囲

有効照射面積の2倍で実施。

実施部位

EBM物理療法の図を参照し、踵骨付着部付近に対して実施。BiNIの考えを追加し、アクセスポイントである踵骨を触れつつ実施。また、週3回程度の介入で考え、月・水・金は右足、火・木・土は左足として実施するのはどうか検討。

実施方法

最大限の成果を出すために、超音波実施中に足底腱膜を伸張しつつ実施し、超音波実施後の温度低下時間を考慮し、5~10分程度の伸張継続を実施するので良いか。

 

考察

足底への介入に使える時間とその費用対効果を考えると重要性は高いものの、そこだけ介入してよくなるわけではないという点が費用対効果をやや下げるものがある印象。しかしながら、伸張性低下により、足底腱膜を切るような手術をする方もいるようなので、そういったリスク回避になる側面もある。

今回のケースでは、足底腱膜に対する介入の重要度は低くわないが、最重要というわけでもないため、実施時間は効果が得られるが、なるべく短くする必要があると考える。そのため、今回推奨範囲内でまずは最短の設定で実施して様子をみるというのもよいのではないかと考える。(超音波+伸張5分+超音波後伸張5分=計10分)

そのためアウトカムとして拇趾伸展可動域(足関節背屈0度、膝伸展位)を見ていようと思うが、他に何か良い方法があればアドバイスを頂けると幸いです。まあ、同アウトカムで即時効果があるかないかでの判断でもよいか・・・。