理学療法士の思考

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グループ治療(スクリーニング評価能力、詳細評価能力、ハンドリング、テクニック)

こんばんは。今日は、リーダー以上でグループ治療を行いました。

今回は部下担当ケースを上げてみましたが、3回の介入の中で問題点を抽出し、みんなで共有したうえで実際の臨床の中でディスカッションを行いつつ、変化をみて、さらに介入手段を考えていくというなかなか質の高いものとなりました。

今回は今までの中でも最もレベルの高い内容であり、参考になる点が多かったように思います。

ただ、この場合臨床を進めるうえで音頭をとれるメンバーが必要になり、その人の臨床能力や評価の仕方などが短時間で変化を見れるかどうかにかかわってくるのかなと思います。

今日のケースは重度頚髄損傷でリハビリ中の方でしたが、左右差があり、左側の筋力低下を著明に認めていました。私は、LR、MSt以降のロッカー機能に着目していましたが、グループ治療では、さらに広範囲の評価から見つめなおし、さらに優先的に介入すべき点について評価し、介入の優先順位について考えるきっかけとなるものでした。

膝のロッキングの原因として、ICに踵から十分設置できないことが大きな要因であり、それにはTAの遠心性収縮の要素もあるが、実際そこまで筋力が弱いわけではないというところから、膝伸展制限、ハムストリングスの伸張性低下と大腿四頭筋

の相反関係について介入し変化を得られました。介入後の歩容変化をPNFを用いて変化を出しておりました。問題点が出てきたときにそれに対するアプローチとしてどのくらい引き出しを持っているかも重要だと思いました。この問題に対してアプローチをして!といった指示に対してしっかり応答できるためには日々臨床や研鑽を積んでいないとできないと思います。

その後、右側の骨盤の後方回旋に対して、たしてみる評価を行いつつ歩行の変化を見ていく流れとなり、それにより左側の膝関節のロッキングはほとんどなく歩行できるようになりました。最終的に、左下肢の問題点が残ってくるというような話にもなりました。

普段から、臨床で評価して介入して再評価してと考えてやっているつもりでしたが、やはり自分の診方がある程度あるため、別の人の診方が非常に参考になります。

スクリーニング評価能力、詳細評価能力、ハンドリング、テクニックなど40分の中で求められる能力が非常に多く、勉強になりました。感動しましたので、今後それを参考にグループ治療の展開方法について健闘していこうと思います。