理学療法士の思考

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変形性膝関節症と前十字靭帯(ACL)の関係

こんばんは。今日で5連勤終了しくつろいでおります。

明日からの休みは認定理学療法士試験(運動器)の必須研修会の内容の勉強(パワーポイントへの落とし込み)を終わりにしようと考えています。しかし、いっぱい勉強しようと欲張って時間を取りすぎると案外集中できず、効率が悪くなる傾向にあるので、なるべく集中して短時間で終わらせることを心がけようと思います。

 

さてさて、本日は変形性膝関節症(以下、膝OA)とACLの関係です。

 

①膝OAの進行とACLの変化

必須研修会の資料より

・膝OAの進行によりACLの組織変化を認める

・膝OAの進行によりACL直径は減少する(細くなる)

とあります。

ACLは脛骨の前方引き出しを止めるため、ACLが硬ければ、脛骨は前方に出にくくなります。

膝OAの進行により顆間窩に骨棘が形成される原因として、脛骨の前方移動が増加する(軽度の膝OAで前後方向の関節動揺性が増加している)ことで、ACLと顆間窩との接触が起こることが影響している可能性も考えられるようです。

ACL損傷による影響

ACLが損傷すると膝関節屈曲時の大腿骨顆部の滑り運動が生じず、転がりのみが起こることで、半月板への影響が増加します。

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考察

ACLは顆間窩にありますが、膝関節の前後動揺へ影響を与えており、その伸張性や硬度の変化により、膝関節の正常な関節運動が阻害される場合があるようです。膝OAも進行すると骨棘によりACLが一部断裂したり、顆間部が閉鎖し、ACLが消失することがあるようです。つまり、膝OAだからACLのことは考えなくてもよいわけではなく、例えば、X線画像を見て顆間部に骨棘を認める場合は、臨床で前方引き出しテストを行い、脛骨の前後方向の動揺性を評価することで、ACLがある程度損傷しているかどうかを評価することもできそうです。(確定診断にはならない)

今回、ACLと膝OAの関係性としては、膝OAの進行にACLの影響があるといえ、膝OAが重度の場合、ACLが損傷したり、消失する場合があるということがわかりました。

今後、ACLの視点を持ち膝OAの臨床へ挑んでみようと思います。

 

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