理学療法士の思考

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急性期に生じる熱感はTRPV1を活性化する

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こんばんは。昨日は、ブログのデザインを更新し、以前より見栄えがよくなったなあと自己満足しましたが、昨日2つ記事を出した影響もあり、見ていただいた方の人数はいつもより多かったようです。PV数はまだかなり少ないですが、引き続き更新して、増やしていけたらいいなと思います。

 

本日は、PT勉強会の準備を引き続き行っていますが、私のほかに2人症例発表を行うことになっているので、その発表資料を確認させていただきました。

膝の人工関節置換術後の患者さんと直達牽引後に髄内釘固定を行った大腿骨転子部骨折の患者さんでした。両方とも、一度確認しましたが、まとめるのって難しいですよね。そして、それを直したり、指導することはさらに難しいのかもしれません。私もまだまだ、指導できるレベルではありませんが、一回一回を積み重ね、手を抜かずに指導できるかが次につながるのだと信じて頑張っております。

 

さて、本題ですが、昨日勉強した内容のアウトプットです。

タイトルにありますが、急性炎症時の状態についてです。

炎症性スープといって、急性炎症部位には、炎症性物質が集まってきて、それらの混合液が、侵害受容器に感作を起こします。感作とは、受容器の閾値を低下させることで、侵害受容器の感受性が増大することです。

その際、多くの組織では水素イオンが放出されます。水素イオンは、pHに影響を与えるものであり、人間のpHは7.4に保たれていますが、水素イオンの増加により、pH は低下します。

〇pHが低いほど水素イオン濃度は高いことになります。酸性に傾いており、これをアシデミアとも言います。

つまり、炎症部位には水素イオンが集まって、pHが低下(酸性)します。

pHの低下は疼痛の受容器であるポリモーダル受容器の感作に影響します。

 

ここまでは、すでに知っているところでしたが、今回痛みの最新知見によると、感作に影響するものとして、TRPV1(トリップブイワン)という受容器があります。

いわゆるカプサイシン受容器であり、C線維に多く発現し、より高温の43℃以上の熱刺激や組織のpH低下などに反応するといわれています。

そして、TRPV1の特徴として、炎症閾値が43℃から35℃以下へ低下(感受性増大)し、体温によってTRPV1が活性化し痛みが惹起されるという機序があります。

 

また、急性炎症時は寒冷療法としてアイシングを行うことで痛み軽減効果を得られる場合がありますが、その効果の一つとして、局所の温度を低下させることによるTRPV1の活性化を抑えることがあげられるわけですね。

 

今回は、急性炎症でしたが、人体の痛みに関するメカニズムはかなり複雑であり、理解することが難しいですよね。

いろいろ新しくわかってきていることも多いので、さらに勉強が必要な分野ですね。

引き続きPT勉強会まで疼痛の知識を増やしていこうと思います。それでは今日はこの辺で終わりにして、シャワー浴びて寝ましょう!!

おやすみなさい。